徒然なるままにゆるゆると

心療内科通いの編み物好きの平凡な日々

障害者雇用とハローワーク

障害者雇用を希望する場合、ハローワークへの登録を勧められる方が多いかと思います。ハローワーク障害者雇用枠として就職を希望する場合は障害者手帳と主治医の意見書が必要になってきます。
私はこの主治医の意見書で躓いたので、これから障害者雇用枠の利用を考えている方の一助となればと思い記載します。
ハローワーク障害者雇用枠は最低20時間勤務出来ると主治医が判断しない限り利用出来ず、その証明のようなものとして主治医の意見書を提出する必要があるのです。
主治医の意見書は無料ではありません。用紙自体はタダで貰えますが、診断書と同じくお金を払って主治医に書いてもらうものです。どうせなら一度の提出で済ませたいものですよね。
ただ、この意見書に対するハローワークと主治医の考え方に多少差がある場合があるのです。
例えば、働けることを示すために「週20時間から勤務し、ゆくゆくはフルタイムでの勤務を希望する」という風に主治医が記載したとします。この時、主治医側は「ゆくゆくはフルタイムで~」を重視していたりするんですよね。
では、ハローワーク側がどこを見るかというと「週20時間」の部分であり「ゆくゆくはフルタイム~」の部分はあまり意味がありません。
この場合、募集できる求人は週20時間の求人だけです。
それはハローワークの職員は医師では無いため、あくまで主治医の言葉を重視する必要があり、明確に記載されている20時間の方を守る必要があるからなんですね。
しかし、週20時間の求人というものは殆どありません。ついでにいうなら最低週20時間勤務しなければならないのであれば週20時間の求人の場合、何かあった時に休めなくなりますよね。
なので、主治医の意見書を書いてもらう時は実際の勤務は無理かもしれなくても多めの時間を書いてもらうようにしてください。
主治医の意見書の時間を超えるのはアウトですが、主治医の意見書の時間より短いのはセーフです。そこら辺は個人の裁量で選べます。
ハローワークの求人ってどんなのが多いのか気になった方はWebで見れるので障害者の欄にチェックを入れて調べてみるのもいいと思いますよ。